ブログ
コノシロのエスカベッシュ
連日暑いですね~(;'∀') 宮城県では鳴子ダムの貯水量が0パーセントになってしまいました… 畑のキュウリも水不足でクルンと曲がってしまいます。
一日も早く一雨ほしいところですが、雨ごいでもしますかね~( ゚Д゚)
今日も例外なく暑い古川ですが、いいお魚ちゃんが入ったので夏におすすめの酢の物をつくりたいと思います。
このお魚は『コハダ』ではなく『コノシロ』と呼びます。 皆さんコハダは聞いたことがあると思いますが、コノシロはあんまり聞かないと思います。
じつはこのお魚ちゃんは出世魚といいまして、シンコ⇒コハダ⇒ナカズミ⇒コノシロと呼び名が変化します。
シンコやコハダはよくお寿司屋さんで聞く名前だと思います。
コノシロは15センチくらいの大きさで、脂も程よくのって美味しい魚ですが、お寿司でいただくにはちょっと小骨が気になります。
そこで一度油でからっと揚げてから漬け込む手法で夏にぴったりの美味しい逸品に仕上げます。洋風の南蛮漬けだと思っていただければいいと思います。
まずは漬け込み液を作ります。
- 水 100ml
- 砂糖 20g
- 酢 60ml
- 塩 2g
- 黒胡椒 適量
- ローリエ 1枚
- 赤唐辛子 1本
- ローズマリー 1枝
これらの材料を鍋にいれてひと煮たちしたら2分ほど弱火で香辛料の味を引きだします。
ローズマリーやローリエとかいちいち買うと後から使わないで不良在庫としたキッチンの隅にいつまでも鎮座し兼ねないという場合はこれを使いましょう。
ローズマリー、パセリ、オレガノ、セージ、タイム、ミント、バジルが入った「カントリーハーブ」という便利なのが酒のやまやで売っているのでこれを使いましょう。
次に人参とセロリを千切りにしてオリーブオイルでしんなりするくらいに炒めます… がセロリが手に入りずらいのと、あってもその量いらんがねってなってしまうので、私は焼き鳥のねぎまを仕込むと必ず余るネギの青い部分を千切りにしました。
そしたら、最後にコノシロにこのカントリーハーブをまぶしてビニール袋に入れたら、小麦粉をいれてフリフリして180度の油でからっと揚げて、容器にうつしてレモンのしぼり汁をかけまわします。
そこに先ほど炒めた野菜と調味料を合わせてひと煮立ちさせたものをコノシロの上にかけて、粗熱がとれたら冷蔵庫で1日寝かせて完成です。
今回はコノシロをつかいましたが、今が旬のアジも美味しいです。エビもいいですね(*´з`)
さっぱりとして夏にぴったりの逸品です!! ぜひ挑戦してみてくださいネ!